小説家・村上春樹

私は、高校3年位までは、学校の国語の教科書以外でほとんど本を読んだ記憶はありませんでした。今になって読み返すと記憶になかったり。(以前に読んだはずなのに、新鮮過ぎてラッキーなほど。)

記憶に残る小説といえば村上春樹さんの「ノルウェイの森」や、綾辻行人の「館シリーズ」恋愛小説。でも悲しい結末のものが好きです。

今現在は、専門学校の時に読んで記憶が薄らいでしまったカフカを読んでいます。

村上春樹さんを好きな人は多くいらっしゃるので共感される方はいてくださるかと思いますが、村上春樹小説が好きな方には何かしらの共通項が多く存在すると思います。たとえば、レディオヘッドが好きとかね。そんな、村上春樹さんのスピーチで、感銘を受けた一文を今日は紹介します。

.................................................................................................................................................................................................

こんばんは。わたしは今日、小説家として、つまり嘘を紡ぐプロという立場でエルサレムに来ました。
 

 もちろん、小説家だけが嘘をつくわけではありません。よく知られているように政治家も嘘をつきます。車のセールスマン、肉屋、大工のように、外交官や軍幹部らもそれぞれがそれぞれの嘘をつきます。しかし、小説家の嘘は他の人たちの嘘とは違います。小説家が嘘を言っても非道徳的と批判されることはありません。それどころか、その嘘が大きければ大きいほど、うまい嘘であればいっそう、一般市民や批評家からの称賛が大きくなります。なぜ、そうなのでしょうか?


 それに対する私の答えはこうです。すなわち、上手な嘘をつく、いってみれば、作り話を現実にすることによって、小説家は真実を暴き、新たな光でそれを照らすことができるのです。多くの場合、真実の本来の姿を把握し、正確に表現することは事実上不可能です。だからこそ、私たちは真実を隠れた場所からおびき出し、架空の場所へと運び、小説の形に置き換えるのです。しかしながら、これを成功させるには、私たちの中のどこに真実が存在するのかを明確にしなければなりません。このことは、よい嘘をでっち上げるのに必要な資質なのです。


 そうは言いながらも、今日は嘘をつくつもりはありません。できる限り正直になります。嘘をつかない日は年にほんのわずかしかないのですが、今日がちょうどその日に当たったようです。


 真実をお話しします。日本で、かなりの数の人たちから、エルサレム賞授賞式に出席しないように、と言われました。出席すれば、私の本の不買運動(ボイコット)を起こすと警告する人さえいました。これはもちろん、ガザ地区での激しい戦闘のためでした。国連の報告では、封鎖されたガザ市で1000人以上が命を落とし、彼らの大部分は非武装の市民、つまり子どもやお年寄りであったとのことです。


 受賞の知らせを受けた後、私は何度も自問自答しました。このような時期にイスラエルへ来て、文学賞を受けることが果たして正しい行為なのか、授賞式に出席することが戦闘している一方だけを支持しているという印象を与えないか、圧倒的な軍事力の行使を行った国家の政策を是認することにならないか、と。私はもちろん、このような印象を与えたくありません。私は戦争に反対ですし、どの国家も支持しません。もちろん、私の本がボイコットされるのも見たくはありません。


 しかしながら、慎重に考慮した結果、最終的に出席の判断をしました。この判断の理由の一つは、実に多くの人が行かないようにと私にアドバイスをしたことです。おそらく、他の多くの小説家と同じように、私は人に言われたことと正反対のことをする傾向があるのです。「行ってはいけない」「そんなことはやめなさい」と言われると、特に「警告」を受けると、そこに行きたくなるし、やってみたくなるのです。これは小説家としての私の「気質」かもしれません。小説家は特別な集団なのです。私たちは自分自身の目で見たことや、自分の手で触れたことしかすんなりとは信じないのです。


 というわけで、私はここにやって参りました。遠く離れているより、ここに来ることを選びました。自分自身を見つめないことより、見つめることを選びました。皆さんに何も話さないより、話すことを選んだのです。
 ここで、非常に個人的なメッセージをお話しすることをお許しください。それは小説を書いているときにいつも心に留めていることなのです。紙に書いて壁に貼ろうとまで思ったことはないのですが、私の心の壁に刻まれているものなのです。それはこういうことです。


 「高くて、固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立つ」ということです。


 そうなんです。その壁がいくら正しく、卵が正しくないとしても、私は卵サイドに立ちます。他の誰かが、何が正しく、正しくないかを決めることになるでしょう。おそらく時や歴史というものが。しかし、もしどのような理由であれ、壁側に立って作品を書く小説家がいたら、その作品にいかなる価値を見い出せるのでしょうか?


 この暗喩が何を意味するのでしょうか?いくつかの場合、それはあまりに単純で明白です。爆弾、戦車、ロケット弾、白リン弾は高い壁です。これらによって押しつぶされ、焼かれ、銃撃を受ける非武装の市民たちが卵です。これがこの暗喩の一つの解釈です。

 
 しかし、それだけではありません。もっと深い意味があります。こう考えてください。私たちは皆、多かれ少なかれ、卵なのです。私たちはそれぞれ、壊れやすい殻の中に入った個性的でかけがえのない心を持っているのです。わたしもそうですし、皆さんもそうなのです。そして、私たちは皆、程度の差こそあれ、高く、堅固な壁に直面しています。その壁の名前は「システム」です。「システム」は私たちを守る存在と思われていますが、時に自己増殖し、私たちを殺し、さらに私たちに他者を冷酷かつ効果的、組織的に殺させ始めるのです。


 私が小説を書く目的はただ一つです。個々の精神が持つ威厳さを表出し、それに光を当てることです。小説を書く目的は、「システム」の網の目に私たちの魂がからめ捕られ、傷つけられることを防ぐために、「システム」に対する警戒警報を鳴らし、注意を向けさせることです。私は、生死を扱った物語、愛の物語、人を泣かせ、怖がらせ、笑わせる物語などの小説を書くことで、個々の精神の個性を明確にすることが小説家の仕事であると心から信じています。というわけで、私たちは日々、本当に真剣に作り話を紡ぎ上げていくのです。


 私の父は昨年、90歳で亡くなりました。父は元教師で、時折、僧侶をしていました。京都の大学院生だったとき、徴兵され、中国の戦場に送られました。戦後に生まれた私は、父が朝食前に毎日、長く深いお経を上げているのを見るのが日常でした。ある時、私は父になぜそういったことをするのかを尋ねました。父の答えは、戦場に散った人たちのために祈っているとのことでした。父は、敵であろうが味方であろうが区別なく、「すべて」の戦死者のために祈っているとのことでした。父が仏壇の前で正座している輝くような後ろ姿を見たとき、父の周りに死の影を感じたような気がしました。

 
 父は亡くなりました。父は私が決して知り得ない記憶も一緒に持っていってしまいました。しかし、父の周辺に潜んでいた死という存在が記憶に残っています。以上のことは父のことでわずかにお話しできることですが、最も重要なことの一つです。


 今日、皆さんにお話ししたいことは一つだけです。私たちは、国籍、人種を超越した人間であり、個々の存在なのです。「システム」と言われる堅固な壁に直面している壊れやすい卵なのです。どこからみても、勝ち目はみえてきません。壁はあまりに高く、強固で、冷たい存在です。もし、私たちに勝利への希望がみえることがあるとしたら、私たち自身や他者の独自性やかけがえのなさを、さらに魂を互いに交わらせることで得ることのできる温かみを強く信じることから生じるものでなければならないでしょう。

 
 このことを考えてみてください。私たちは皆、実際の、生きた精神を持っているのです。「システム」はそういったものではありません。「システム」がわれわれを食い物にすることを許してはいけません。「システム」に自己増殖を許してはなりません。「システム」が私たちをつくったのではなく、私たちが「システム」をつくったのです。
 これが、私がお話ししたいすべてです。

 
 「エルサレム賞」、本当にありがとうございました。私の本が世界の多くの国々で読まれていることはとてもうれしいことです。イスラエルの読者の方々にお礼申し上げます。私がここに来たもっとも大きな理由は皆さんの存在です。私たちが何か意義のあることを共有できたらと願っています。今日、ここでお話しする機会を与えてくださったことに感謝します。ありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

おにぎりダイエット。

happy01 今日は雨ですね。。花粉症の方の症状は少し落ち着くんでしょうか?

家族のほとんどが花粉症なので、今年こそ、、、?と毎年ドキドキしていますが、何とか25年目、セーフみたいです。

そんな花粉症の家族と、3月花粉の無い、沖縄へ行ってきます!また、おいしい食べ物を載せたいと思いますが、その前に楽しい旅行計画を立てないとriceballnote

ということで、贅沢をしに行くわけですから、現在節約中dashdash

節約ついでにダイエット。で、はやり始めている「おにぎりダイエット」をしています。

結果が伴うと良けどgawkdanger

ルールは; お米2合と、お味噌汁、お野菜をたくさん、良質な油を大さじ1位。

お米大好きにはたまんない!私は、白米じゃなくて玄米にしていますeye

玄米だと、しっかり噛めるし何よりも白米に比べて含まれる栄養分が桁違い。

繊維質が多いので、お口の中に食べかすも残りにくいですgood舌にも付きにくいから、口臭の心配も要らないですしねhappy02

appleたくさん噛んでも、大人であれば顎は大きくなりませんし、顔の筋肉は発達しにくいので大きくなりませんconfident 安心して、食事はしっかり噛んでおいしく食べましょうrestaurant

| | コメント (0) | トラックバック (0)

流行りの ○○力

一年ほど前から新書コーナーで

○○力 って本がたくさん発売されていますが。

私は鈍感力って本を買って読んでました。

・・・・なかなか今まで自分に無かったものを見出して磨きをかけるっていうのは難しいものです。

先日、読売新聞で 「唇力勝負」なんていう紙面がありました。

有名デパートでブースを作ってリップエステをしているそうです。

今年のパリコレでは「盛り盛り!!」なんて今年のトレンドのようですが、、、

世界はエコ。

生活自体がシンプルに人にエコな世の中になってきているように思います。

なんだか新しいものを取り入れて、強くなるっ健康になるっ美しくなるっていうよりも

もともとの力を強化するっていう方向になってきてるんでしょうか。。。

そういえばサプリメントよりも食品から栄養を摂りましょう。って最近良く聞きますしね。

最近はエステよりもフィットネスの方に傾倒してるようですし。

う~~ん。ヘルシー社会です。

やはりキレイになるためには常に自分のために体のケアをきちんとするってことが一番大切ですよね。いわゆる自分力を高めるってことですね。

なにごとにおいても予防をすることの大切さが見直されていくのかな、、、なんて。

最近では歯科医院でのリップエステもしてるし。

紙面にもありましたが歯やお口全体の悩みを相談できるのが特徴だそうです。

たしかに、一石何丁もの価値がありそうですね、、。歯科医院もどんどん変わっていきますね!!

私も上司も昨日あたりからみんなで自転車にまたがって冷気を切って走っております。

う~~~~ん!!ヘルシーーーー!!

今年も残り2週間!!頑張りましょう☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うれしかったんです・・・

おはようございます~☆

私は、週に3回歯科医院で歯科衛生士をしていろいろな方のお口の中を見させていただいているんですが、

昨日、とってもうれしいことがありました(*^.^*)

優歯科クリニックでは、お口のケアの施術で

「歯ぐきのマッサージ」をしているんですが、

その施術をしたところ、「すっごく気持ちよかった。。。」

といっていただけました。それも満開の笑顔でc(>ω<)ゞ

歯ぐきのマッサージをし始めて、早2年。

毎度、気持ちいいといっていただける度になんともいえない幸福感に包まれます。

歯科衛生士になって4年目。いろんなことがあったな~と思う今日この頃です。

 笑顔満開 ・ 三輪愛子(みわあいこ)

今日も皆さんにとって、ステキな一日になりますように~♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

継続は力なり。歯磨きも、筋トレも。

昨日買ったのは、筋トレ関係の本です。

私は大阪の高槻市出身なんですが、

藤原鎌足の眠る阿武山に住んでいました。

だから必然的に学生時代は普段の生活自体が筋トレ。

学校へ行くにも。

梅田へ出るにも。

友達のおうちへ行くにも。

高校なんて隣の山でしたから。

そんな私は、歯科衛生士の専門学校へ行くにあたって、

エンジンというものを乗せた便利な乗り物に

であってしまった( ̄ー ̄)ニヤリ。

いまや、そんなものにも頼らずとも・・・この明らかに奥行きのある

ぽにょった体、どうしてくれようか。

そこで、筋トレ( ´艸`)

YOGAにするか、ピラティスにするか、はたまた本気ワークアウトか。

でもでも、継続性のあるものを選ぼうと思います~

歯磨きと一緒なことに気づきましたの。

今日明日すれば筋肉つくわけじゃない。

今日明日歯磨きすれば病気にならないわけじゃない。

寒さに負けて縮こまってる場合じゃないщ(゚Д゚щ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ずいぶん寒いですね

081031_145918

気づけば何ヶ月ぶりかの更新です、、、。

いつの間にか、お月見も、ハロウィンも通り過ぎてしまいましたね~

食欲の秋をすっかり通り越して、もっぱら鍋に舌鼓を打っている私です♪

ここ数日、東京は急激に寒くなってしまって困ってしまいます。

  最近行ったモツ鍋がおいしかったので、ご紹介☆

  友人に連れて行ってもらったんですけど、渋谷の青山学院の目の前です。

  いっぱい話しながら、あっという間に食べ終えてしまったので

  実際の写真はありませんが。。

  まろやか~な、こってり~な、でもさっぱり~な。大好き味噌味( ^ω^)

Motunabep  〆は、雑炊にするかどうか悩みましたが、

 野菜を追加してちゃんぽんにしました☆

 寒い冬。あったか~いお鍋を食べてほっこりほっこり。

 博多 もつ鍋 『山笠』 http://motu8.com/img/spacer.gif

           渋谷区神宮前5-50-3 大喜ビルB1F  03-5469-1129

夜遅くに食べるのはだめだ~ってことで、早めの食事だったので、

友人宅で西武優勝を横目に、「ナイツ」(お笑い)見てました。

若手の面白い芸人さん多いですね!!「はんにゃ」も好きです。

おいしいものをいっぱい食べて、たくさん笑って(≧m≦)

笑顔は健康ですね(・∀・)

これからも笑顔が出るような

人とのかかわりをめざして生きたいと思います~ヽ(*≧ε≦*)φ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

おっきいな!!

はじめまして♪

ha-me です(^0^)

080808_164919

今日は、職場の上司と一緒に、お昼に餃子を食べました。

練馬区の上石神井にある、「いちえん」

早稲田高等学院の学生さんたちに人気があるらしい、、、お昼も夜も満員♪

でも今日は熱すぎたのか、暑すぎたのか店内はまばらでした。

とりあえず、餃子を食べてみたかったのでランチのBセットを頼みました。

したら。。。。

080808_130332

どーん!!!

でかいね。でかいよ。もちもちでした~。

でもね、、ラーメンがちょっと塩辛かった。餃子は揚げ餃子にしたい感じ。

でも、久々にこってり~を食べて満足です!!

ちゃんとすぐにハミガキもしましたよ~~!!

シュッシュ~!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)